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アメリカで治験に参加する ロス・アンジェルス編 アルタサイエンス

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2022年7月に治験に参加して来ました。今回はアルタサイエンス・ロス・アンジェルスで見つけた塗り薬の治験です。

2度目の参加で気持ちの余裕があり、そして体調も万全での事前検査と治験参加ができました。

普段の生活では出会えない人たちとの出会い、高額報酬と同じぐらい貴重で楽しい6泊7日の治験生活でした。

サイトで治験参加希望の登録をする

アルタサイエンスのサイトには治験に参加希望する人が登録できるページがあります。

登録をすると、自分の条件(性別、年齢、現住所)によってあった治験の情報がメールで送られて来ます。

そして興味のある治験を見つけたら、アルタサイエンスに電話をして詳細を教えてもらいます。

電話問診

UK治験との大きな違いは、日本人リクルターが数名いるので電話するたびに違う人と話をしました。

今回参加したのは、塗り薬を腕にぬる治験です。腕の状態を電話で詳しく聞かれ、腕の写真を事前検査前に送って確認してもらいました。

この治験は女性のみ対象で、年齢制限も65歳まで体重も38キロ以上の健康な人と他の治験と比べてハードルの低いもの。

特にアドバイスされたことは、私のように遠距離から治験に参加する場合は前日に現地入りすることです。

長時間のフライトで疲れて、翌日の血液検査などで数値がわるく参加できない人がいます。年齢が高い人によくある傾向と言われました。

リクルターによっては、『質問されないと答えない』という人もいるのでとにかく、気になることがあれば質問するのがベストです。今回は親切というよりも、事務的な印象がのこっています。

交通費・宿泊費について

交通費

前回の治験では、宿泊先は治験会社が用意してくれたので航空券のみを自分で購入するだけでした。ですが、購入する前にリクルターに連絡し旅費の承認をもらってからの購入なので時間がかかりました。

今回は、参加者が各自で事前検査と治験参加時の航空券とホテル代の両方を購入し$2000ドル以下におさえれば、OK

ロスアンジェルスには空港が複数ありますが、アルタサイエンスに一番近い空港はロングビーチ空港です。

地元から治験に参加している人、Uberのドライバーの人からもロングビーチ空港が便利と勧められました。小さな空港で周りには何もありませんが、ロスアンジェルス国際空港(LAX)とちがい空いているので待ち時間が少なく便利です。

宿泊費

私はLAXを利用したので、空港から3分と近く無料シャトルバスが24時間あるSheraton Gateway Los Angelesに宿泊しました。部屋には無料のスターバックスコーヒー、紅茶、500mlの飲み水用ボトルが2本あり、NHKが無料で見ることもできました。

今回宿泊したSheraton Gateway Los Angels Hotel

治験のスポンサーによって交通費の予算や購入の仕方がちがってくるので、治験に参加するたびに確認してくだい。

事前検査

https://www.altasciences.com/blog/study-site-management-eight-reasons-choose-altasciences

事前検査ではまず、コロナに感染していなことが前提条件です。検査会場に入る前に検査キットでテストをし、陰性結果になって事前検査のために建物内に入ることができます。

アルタサイエンスでは複数の治験が同時進行しているため、事前検査でも複数の他の治験に参加する人たちと一緒です。また、私は英語を話すので日本人リクルターの人のサポートもなく、すべて英語で事前検査を行いました。

<事前検査でおこなわれた検査>

身長と体重検査
血液検査  *前日からの8時間の絶食の必要あり*
尿検査
心電図検査
医師による問診

治験に参加する

参加した人たち

事前検査を水曜日に行い、おなじ週の金曜日には結果が良好なため参加OKの連絡を受けました。この際に、あくまで『参加可能』であって参加を保証するものではないと念をおされていました

しかし、治験当日の検査後に言われたのは『全員が治験参加できる』という結果でした。当日にスポンサーが全員OKと認めてくれたからです。

参加者の年齢は20代の学生さんから60代の会社経営をしている人までと幅広くいました。今回はすアメリカ在住者(とくにロスアンジェルス近郊)だけで、日本からわざわざやってきた参加者はなしでした。

治験でおこなわれたこと

すべての参加者に濃度のちがう塗り薬が毎日おなじ時間に、毎朝同じ腕に施設の人によって塗布されその後に血液検査がありました。

ここでは食事を始める時間が管理されいて、薬を塗ってから4時間後にお昼ご飯、夕食はお昼から5時間後と決められていました。

塗り薬治験だったので、薬を塗ってから8時間は入浴(シャワー)の禁止がありました。

治験会場であった人たち

今回は2人で一部屋を使うことができました。ルームメイトとなったのは在米歴が私とおなじぐらいあるロス在住のダンサーの人。私とはまったく違う人生経験を教えてもらい楽しく過ごせました。

食事の時には、

があり、あっという間の6泊7日でした。

異国の地アメリカで力強く生きている女性たちに会うことができて励みになりました。

治験期間の過ごし方

食事の時間、投薬の時間、入浴の制限時間以外は自由です。

ほぼ1週間建物内に監禁されるので、室内を散歩する人、ストレッチをする人もいました。

報酬の受け取り方法

今回は受け取り方法は2つ、2−3週間ほど受け取るまで時間がかかります。

1)アルタサイエンスまで小切手を受け取りに行く
2)郵送してもらう

私はテキサスに住んでいるので郵送で受け取りにしました。小切手も、4回に分けて受け取ります。

報酬は2023年の年明けにある2022年のTax Return(年末調整)で税金を支払う必要があります。

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