[fuki-r]おいら達は2年前に、ダウンサイズして出費を削減したニャン[/fuki-r]
[fuki-l]大きな支出を減らしたことで、家計が楽になってObabaも生活に余裕がデキたにゃ[/fuki-l]
2020年の7月に一軒家からタウンハウスにダウンサイズしました。コロナが広がってすぐの頃です。テキサスで2回家探しを経験しました。低収入のシングルマザーの私が、保証人なしで住み替えに成功した話です。
ダウンサイズ前
1900sq ftの4Bedroomの古い家
2006年の3月に購入しました。当時はまだ結婚生活は継続中で3人目を妊娠中。将来を考えて1970年築の平家を購入しました。
- 1 Master Bedroom 3 Bedroom
- 2 Bathroom
- 2 台の車が入るガレージ付き
- 庭には飛び込み台付きのプールあり (一番深い水深は2.75メートル)
2006年のアメリカは不景気で不動産市場は、買い手市場。1年以上売れ残っていた家($185,000)を、交渉してさらに安く購入($156,000)しました。$30、000ドルほど安く購入しています。(1ドル=120円換算で360万円)
売れ残っていた理由は、家の内装がほどんど、オリジナルの1970代のまま。気に入った理由は各寝室にはおおきなウオークインクローゼットがあり収納は抜群でした。でも、家の周りを囲む木のフェンスはボロボロ。とにかく、次から次へと修理が必要な家でした。
家の内装はお金を使えば、好きなように変えられる。でも、住む環境はお金があっても変えられない。だから、古くても学校のレベル高く、安全なPlanoにこだわっていました。
建物よりも住所が重要
ここに決めた最大の理由は、私の第一希望のPlano ISD (学区)にあり、小学校から高校まで全てが徒歩圏内にあったからです。Planoはダラス近郊では安全で学校のレベルがトップレベル、全米でも『住みたい町』で知られてます。
アメリカでは家の築年数はあまり家の価格には関係ありません。どこにあるかが重要です。学校のレベルが高い地区には、富裕層がおおく住んでいます。だから、そこの地区にある学校はレベルが高くなり安全とも言えます。そしてそこにある家の価値も上がります。
下のリンクで学区のレベルを調べることができます。

ダウンサイズを成功できた訳
2006年から2020年の間にアメリカ経済は回復、特にテキサスは他州から流入が多く不動産は高騰しています。その上、『住みたい街』Planoに家があったからです。
- もとわが家の価値が$100,000(1ドル=120円換算で1200千万)も上昇
- 住宅ローンは15年返済だったので、2020年で残りの返済期間は2年だけ
ダウンサイズを決意する
2020年、テキサスもコロナで3〜5月まで経済封鎖になり、わが家の家計が一変しました。まず、この期間はテキサス知事の指示で多くの歯科クリニックが一時的に営業を停止。私の働いているクリニックも一時停止しました。私は仕事がないので収入ゼロになり、半分の収入源である養育費も元旦那さんがコロナ感染してこちらもなし。収入源を失った私は、緊急で家のダウンサイズ、住み替えを決行することにしました。




ダウンサイズ後
1600 sq ftの2Bedroomのタウンハウス
家探しの時に、一番こだわったのは同じ学区内での引っ越しです。2020年はまだ3人の子供が高校生と中学生。学校を変えるには難しい学年でした。特に長女はあと1年で高校を卒業、息子は高機能自閉症のため特別学級に在籍中。プレーの学区内でのダウンサイズは絶対条件でした。
2020年の4月にダウンサイズを決意し、5月に家を売りに出しました。売り手市場だったこともあり6月に買い手が見つかりました。そして1ヶ月で次の新居を探し、7月に無事今のタウンハウスに入居しました。
[fuki-r]家探し中は、不動産屋さんがくれる情報だけでなくObabaはネットで家探ししたにゃ[/fuki-r]
[fuki-l]Obabaがネット検索した中に今のタウンハウスを発見![/fuki-l]
タウンハウスとは?
タウンハウスとは、家の片側または両側の壁を隣人と共有している家のことです。2階建または3階建がほとんどです。
https://www.japanrelocation.net/blog/1995/
大きさは1600 sq ftで地下、1階、2階の3構造です。横に長かった平家から、縦に細く長いタウンハウスになりました。1969年築の古い建物ですが内装はリフォームされています。
このタウンハウスはなぜが、不動産が好調なテキサスで、1年近く売れ残っていた物件です。それを理由にまた$240,000から$186,000まで家の購入価格の叩き落としを成功しました。
私には家を買うときに有利な条件がありません。
- 低収入
- 保証人なってくれる家族はなし(私の家族は皆日本に住んでいます)
- 連帯債務者となる配偶者もなし
- 母子家庭のため、貯金もなし
それでも現金一括払いは、この全ての条件を打ち消し、無事新居のタウンハウスの購入ができました。
地下が一番広く、ここに長女と次女の部屋として使っています。1階はキッチンとリビングがあります。2階が私と息子の寝室にしています。
前回の失敗から学んで
このタウンハウスは、内装がしっかりとリフォームされていました。壁もすべて塗り直され、キッチンにある食洗機、冷蔵庫、オーブン付きレンジ、トイレ、シャワー全てが新しくなっています。当分壊れる心配はありません。




ダウンサイズしてよかったこと
住宅ローン返済がなくなった $1000 の節約
持ち家だった時は毎月$1500ドルのローン返済があり、低収入の私は苦しんでいました。でも、いまは、HOA(House Owners Association) 費として毎月$457ドルだけになりました。HOA費は修繕費のようなものです。
水道代が$0になった!
HOA費の中に含まれているので水道代がありません。
持ち家の時は、4月から9月までは週2回スプリンクラーで庭に水を撒いていました。また庭にあるプールに水を足していました。そのため、夏は100ドル以上の水道代を払っていました。
タウンハウスになってからは庭への水撒きが必要がないし、
プールの面倒な掃除もない、水道代もなくなりストレスが3つ減りました。
電気代が安くなった 毎月 $270の節約
持ち家では毎月平均$350ドル、今はたったの平均$70ドル
前の家の屋根裏は断熱材が薄く、夏は暑く、冬は寒い家でした。断熱材を入れようにも総面積(1900sq ft)が広く$4000の予算が必要でした。母子家庭のわが家では無理な話です。ですが、タウンハウスは縦長の3階建。屋根の総面積は前の3分の1(400sq ft)です。$500ドルで断熱材を屋根裏に入れました。
家の維持・掃除が楽になった
- 家が小さくなり掃除の時間がかからない
- カーペットからタイル張りの床になって掃除が楽
- 週2回の庭への水まきをしなくて良くなった
- 面倒なプールの掃除、メンテナンスがなくなった
まとめ
コロナによって緊急引越しをした私ですが、家計見直しで大切な固定費削減をすることができました。その上、電気代と水道代も大幅に削減することを達成しました。大きな家での快適な暮らしもいいけれど、身の丈にあった暮らしの方がストレスがなく暮らせています。子供達もいずれは巣立ち、おネコ様と私だけで暮らす日もまもなくやってきます。
コメント